GAS SPRING TOTAL
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取り扱い注意事項no ご使用済みガススプリングの廃棄方法についてご使用済みのガススプリングは、充填されているガスを完全に抜いてから廃棄してください。ガスの抜取りは、所定の訓練を受けた人が防護眼鏡を着用して行い、作業には専用冶具を使用してください。また、ガスが噴出する方向に人や破損により事故につながるようなものが無いことを確認したうえで作業を行ってください。安全な作業が難しい場合、営業担当までご相談ください。N2ピストンロッド先端のネジはメンテナンス用です。このネジを使用しての取付けは行わないでください。横荷重は避け、垂直にストロークさせてください。ピストンロッド表面に傷をつけないでください。ピストンロッドのわずかな傷によって、スプリング内の圧力が低下する場合があります。ガススプリングを改造したり、追加工しないでください。強度低下によりガススプリングが壊れ、高圧ガスが暴発して重大事故が発生する可能性があります。ガススプリングには高圧窒素ガスが充填されているため、訓練を受けた人以外は修理しないで下さい。最大速度を超える衝突、及び解放はしないでください。ピストンロッドを急激に解放させないでください。底面部固定ネジが破損し、ガススプリングが適切に作動しない場合が発生します。低引火点の化学製品(石油、溶剤、アルコールなど)は使わないでください。金型以外での使用は止めてください。ガススプリングの近くでは、グラインダーや溶接作業をしないで下さい。作業をする必要がある場合は、ガススプリングを保護してスパッタ等が直接あたらないようにして下さい。 ピストンロッドが縮んだ状態でガスを充填しないで下さい。ガス充填は、ピストンロッドが完全に伸びきっている状態で行うことを基本としてください。また本体に表示してある圧力を超えて、ガスを充填しないで下さい。ガススプリングはフラット面にゴミが挟まらないように高耐性ネジで取付けてください。底面部に複数ネジがある場合、中心のネジはガス注入口です。それ以外の複数ネジでガススプリングを取付けてください。窒素(N2)ガスのみご使用ください。N2ガスの再充填サービスもございます。営業までお問い合わせください。ガススプリング・ボディ径+片側0.5mm程度の隙間と、穴底部に廃油口を設けてください。二硫化モリブデンを使用したグリース(MoS2)をピストンロッドの潤滑にご使用ください。高温下で使用しないでください。作動温度0℃~70℃金属片、金属粉、潤滑油などからピストンロッド及びボディ上面部を保護してください。重要:最新の仕様はWEBカタログで更新されるので、定期的にそちらをご確認ください。ガススプリングは表示されたストロークだけ完全に作動しますが、最適な性能と安全性の確保のため、ストロークに10%の余裕を持たせる事をお勧めします。オーバーストロークに注意してください。20NOTES TO USERS取り扱い注意事項 / 廃棄方法についてyes

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