c.フレキシブルホース接続完了による配管システム作業終了時は、コントロールブロック(QNCB)内の圧力メーター、注入コントロールブロック(QFCB)内の圧力メーターにてガス圧力の確認を行って下さい。万一、圧力メーター内の指針が「0」を指す場合はフレキシブルホース接続の確認と、ガス充填の確認を行って下さい。 d.ガススプリングをパイプシステムで使用後放出バルブを開放する場合、不要になった潤滑オイルがガスと混じりあって霧状になり、吹き出す事が有ります。目などに入らないようご注意下さい。また、潤滑オイルが流出しても保証条件内であれば引き続き使用して差し支え有りません。(2)ガススプリング本体にガスが充填されている場合、(使用中の取り外し等)前記3.(2)の逆手順により作業を行います。4.フレキシブルホースをガススプリングより取り外す場合の方法及び注意事項(1)ガススプリング本体にガスが充填されていない場合、(ガスを抜ききった場合等)前記3.(1)の逆手順により作業を行います。*注意配管システム内ガスを放出しての作業の場合は、圧力メータ指針で「0」の確認と、放出バルブを開いたままで作業を行って下さい。*注意接続後の注意 a.フレキシブルホース接続完了時は、接続部分のガス漏れ検査を行って下さい。 b.市販ガス漏れ検知液をご使用になり泡の出方を観察して下さい。ガス漏れによる泡は、連続的に出る場合と間欠的に出る場合がありますのでご注意下さい。泡が出る場合には増し締めを行って下さい。市販のガス漏れ検知液がない場合、家庭用中性洗剤を希釈した液剤、もしくはマシン油程度の粘度の低い油を代用品としてご使用下さい。コントロールブロック(QNCB)注入放出ブロック(QFDB)により、配管システム内よりガスを放出しきった場合でも、若干の残圧がありますのでフレキシブルホース接続部を取り外す際、力を要する場合があります。ガススプリング本体にガスが充填されている場合、おのずとプレキシブルホース内部にもガスが入っています。したがってガススプリング本体とプレキシブルホース内は高圧となっており、アダプターのねじ山部は互いに反発した力で締め付けられた状態になっています。接続部を外す際には十分な注意が必要です。ガスが充填されているガススプリング同士、またコントロールパネルとの接続の取り外しの際にはプレキシブルホースのジョイントは必ず両側同時に取り外しを行って下さい。プレキシブルホースのジョイント部の片側のみの取り外しは行わないで下さい。ガス漏れ、プレキシブルホースのガス圧によるあばれ、ばたつきによる危険が発生します。必ず両側同時に行って下さい。a.放出バルブの開放b.メータ指針「0」の確認580300200400100500600PIPE SYSTEMフレキシブルホースの特長と使用方法3
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